一般小児科外来
一般小児科外来

お子様が急に発熱したりすると不安になられると思います。発熱の主な原因はウイルスや細菌などに感染した場合にみられる生理的な反応です。そのため、熱があってもぐったりすることなく水分摂取もできている場合は解熱剤で無理に熱を下げる必要はありません。あわてずにお子様の様子をみながら対応しましょう。
咳はウイルスや細菌などをからだからだすための反応のため、お薬で完全に止めることはできません。
しかし、咳による嘔吐や咳で眠れない、なんども起きてしまうなど症状がきつい時は咳をやわらげるお薬を処方します。
喘鳴(ゼイゼイ)の咳の場合は気管支を広げるようなお薬を処方したり、吸入をおこなうなど呼吸を穏やかにする必要があります。
診察の上、症状に合わせて対応させていただきます。
乳幼児期(5歳くらいまで)に38°C以上の発熱に伴って起こるけいれん発作で、有病率は7~8%と比較的多くのお子様にみられる病気です。けいれん時には、白目をむいて、全身が突っ張ったり、ガクンガクンと手足を震わせたりすることが多いため保護者のかたがおどろかれてパニックになってしまうことも多いようです。
けいれんは起きたときに適切に対処することが重要なので、まず保護者の方が落ち着くことが大切ですが、心配なときはすぐに相談しましょう。
急性胃腸炎や便秘症でおなかの痛みがみられます。
ぐったりしたり、いつもと様子が違う場合は受診してください。
緊急性の高い腹痛(急性虫垂炎や腸重積、腸閉塞、精巣捻転など)がかくれていることがあります。急に発症し痛みの程度が強い腹痛はお電話で直接受診をご相談ください。
胃腸炎が主な原因であることがおおいです。数日の嘔吐ののち下痢がみられる場合があります。まず初めに経口補水液を口から飲んで水分補給をおこなってください。
ただ嘔吐が頻回で水分摂取困難な場合は低血糖や脱水になることがありますので以下の症状がある場合は注意が必要です。
子供の頭痛には、かぜや高熱、副鼻腔炎などの感染症に伴う頭痛がありますが、頭痛のみの症状で受診される場合に一番多いのが片頭痛です。大人に比べて程度が軽いことが多いものの、ズキンズキンと拍動性の痛みがあり、周囲の景色がぼやけたり、嘔吐や腹痛を伴ったりと辛い症状が伴います。
小学生の高学年や思春期になるとストレスやスマホの使いすぎなどによる筋緊張型頭痛が増えてきます。起床後の血圧の変動に自律神経が対応できない起立性調節障害にも頭痛が伴うことがあります。
小さなお子様は耳と鼻をつなぐ管に、鼻汁が入りやすく中耳炎になりやすい構造になっています。
発熱がともなって機嫌が悪く、よく耳を触るなどの様子がみられたら、中耳炎を起こしているのかもしれません。症状によっては治療が必要となることがありますのでご相談ください。
夏かぜのウイルスで起こる病気で、手のひら、足のうら、口の中に水疱(水ぶくれ)ができるのが特徴です。生後6ヶ月から4~5歳の乳幼児に多く、飛沫感染や便から排泄されたウイルスが手に付着し経口感染することもあります。
夏かぜのウイルスで起こる病気で、水疱ができて発熱がある点で、手足口病と似ていますが、手や足には発疹は出ず、口だけに症状が現れます。乳幼児の間で流行し38~40°Cの高熱が2~3日続きます。のどの奥に小さな水ぶくれができ、痛みがあり食べることが困難になります。治療は喉の痛みを抑える薬の服用などで対症療法を行います。
ムンプスウイルスによる感染症で、主な症状は熱と耳下腺の腫れです。耳の下から頬やあごなどが腫れて痛みます。まず片方が腫れ、2~3日後にもう片方が腫れてくる場合もありますが、片方だけ腫れることもあります。耳下腺の腫れと同時に発熱がみられることもあり、3日目くらいが腫れ・熱のピークとなります。1週間程度で治まります。かかりやすいのは幼児期後半なので予防接種は2~3歳までに済ませておくとよいでしょう。
インフルエンザウイルスによる急性熱性感染症で、通常、寒い季節に流行します。感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、38°C以上の突然の高熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが現れ、咳、鼻汁、咽頭痛などの症状がこれらに続き、およそ1週間で軽快します。通常のかぜ症候群とは異なり急激に発症し、全身症状が強いことが特徴です。
水痘・帯状疱疹ウイルスが咳やくしゃみで飛び散り、それを吸い込んだり(飛沫感染)、水疱が破れて出てきた液に触ったりする(接触感染)ことで起こります。37~38度程度の発熱とともに、赤い小さな発疹が現れます。
麻疹ウイルスによって引き起こされる全身感染症であり、空気・飛沫(ひまつ)・接触感染経路によって鼻やのどから感染します。通常は10~12日間の潜伏期を経て発症し、発熱、咳、鼻水、目の充血、赤くかゆみのある発疹などの症状が現れます。一度感染すると免疫は一生持続するとされています。
微量の採血量で、血液一般検査およびCRP(炎症や組織細胞の破壊があると上昇します)の測定を行います。感染症の程度、白血球増加や貧血の有無などが分かります。
けいれんや脱水時の低血糖、糖尿病(高血糖)をスクリーニングします。
蛋白、糖、潜血、白血球、ケトンなどを調べます。
インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、溶連菌、アデノウイルス、ロタウイルス、マイコプラズマなどの迅速検査を実施しています。
腹痛、下痢、便秘、血便などのおなかの症状は、診察や血液検査だけでは診断が難しいことがあります。その場合、超音波検査を用いて診断します。首や胸のしこり、脱腸やでべそ、停留精巣などで診断が難しい場合にも使用します。