小児在宅診療
小児在宅診療

近年さまざまな治療が自宅でもできるようになり、20年ほど前は病院でしか見ることの出来なかった人工呼吸器管理や胃ろうなどの経管栄養なども自宅で行うことが出来るようになりました。統計では20年ほど前に比べ、小児の在宅人工呼吸器の導入患者数は約20倍になっていると報告があり、高度な医療が必要な子供たちも状態が安定すれば、自宅に帰ってご家族とともに生活することができるようになってきています。わたし自身も大学病院や専門病院で勤務している中で医療的ケアが必要な状態で帰ることができたお子様たちがご家族と過ごすことでより発達や発育がよくなることを実感し経験することが多く、在宅医療がお子様の成長にとても大切なのだと感じました。そのため医療的ケアが必要なお子様が、お家で安心して生活できるよう、医師や多職種が連携して医療・発達支援を行うサービスのひとつである小児在宅訪問診療に携わっていきたいと思っております。
当院では訪問看護ステーションや小児在宅医療を支える総合病院と連携し、通院が難しいお子様や医療的ケア(人工呼吸器、胃ろう、痰吸引、経管栄養など)が必要なお子様に対して、医師が家庭や施設を訪問して診療や予防接種をおこなっております。
お子様の健康を第一に考え、訪問診療を行うことで少しでもご家族の負担を軽減し、ご家族さま皆様が楽しく安心しておうちで過ごしていただけるような環境づくりのサポートができればこれ以上うれしいことはありません。ご自宅でできる検査や処置、処方せん発行などもおこっていますので、お気軽に当クリニックへお問い合わせください。
お子様の状態を事前に把握したうえで、医師や看護師が定期的にご自宅を訪問いたします。お子様の状態にもよりますが、2~4週間に1回、決まった時間・曜日にご自宅にお伺いいたします。症状に合わせて計画的に治療や診療・予防接種などおこなっていきます。
訪問診療対象のお子様が対象となりますが、急な状態変化などがあった場合は当院にご連絡していただき、症状にあわせて看護師または医師が自宅に向かい診療させていただきます。自宅での治療継続が可能であれば往診で引き続き治療をおこないますが、症状によって入院が必要と判断した場合は連携病院にご紹介させていただきます。
※当院から車で30分圏内のエリアが対象となります。