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お子さまの皮膚に小さなプツプツを見つけて、
「これなんだろう?」「プールは入れるの?」「取ったほうがいいの?」と心配になったことはありませんか?
今回は、小児科でよく相談を受ける「水いぼ(伝染性軟属腫)」について当院で行っている治療も含めてご紹介します。
水いぼとは?
水いぼは、ウイルスによって起こる皮膚の感染症です。
直径数㎜程度のつるっとしたできもので、中央が少しくぼんでいるのが特徴です。
乳幼児から小学生のお子さまによくみられ、肌と肌の接触、タオルの共有、搔きこわした手でほかの部位を触る
ことで広がりがあります。
特に乾燥肌や、アトピー性皮膚炎のお子さまは皮膚のバリア機能が低下しているため、広がりやすい傾向にあります。
水いぼ自体は良性の病気で、時間の経過とともに自然に治ることもありますが、治るまで半年から数年かかる場合もあります。
水いぼ治療はしたほうがいいの?
「自然に治るなら様子をみてもいいですか」といったご質問をいただくことがあります。
もちろん経過観察を選択することも可能ですが、
・水いぼの数が増えている
・かゆみがある
・掻いて広がっている
・兄弟姉妹への感染が心配である
・見た目が気になる
といった場合は治療をおすすめすることがあります。
当院では、お子さまの年齢や水いぼの数、ご家族のご希望を考慮しながら治療方針を決定しています。
当院で行っている水いぼ治療
当院では主に、
・銀配合クリーム
・ワイキャンス®外用液0.7%
を使用しています。
どちらも水いぼに対して効果が期待できる治療法であり、お子さまの状態に応じて選択しています。
銀配合クリームによる治療

銀配合クリームは、水いぼの原因となるウイルスに働きかける外用薬です。
塗り方のポイント
通常は、1日2回(朝・入浴後)塗布します。ここで大切なのは、水いぼだけでなく、その周囲も少し広めに塗ることです。
目に見える水いぼの周囲にもウイルスが存在している可能性があるため、広めに塗布することでより効果が期待できます。
効果が現れる時期には個人差がありますが、一般的には治療開始後2~3カ月程度で改善がみられることが多いとされています。
ワイキャンス®外用液0.7%による治療

ワイキャンス®は、水いぼに直塗布して治療する外用薬です。
薬剤が水いぼに作用し、局所的な炎症反応を起こすことで、治療効果を発揮します。
治療の流れ
診察時に医師またはスタッフが、水いぼ一つひとつに少量ずつ丁寧に塗布します。
塗る際も痛みはほとんどありませんが、塗布後に赤みや水ぶくれなどの反応がみられることがあります。
これは、お薬が水いぼに作用している反応で、多くの場合は治療経過の一部です。

塗布後は16~24時間そのままにしていただき、ご自宅で石鹸と水を使って洗い流してください。
(治療前に入浴を済ますことを推奨しています)
洗い流すまでは、患部を触らない、なめたり噛んだりしない、クリームや保湿剤を塗らないようにしてください。
効果には個人差はありますが、数週間から3カ月程度かけて改善していきます。
プールは入っても大丈夫?
水いぼがあっても、学校保健安全法上はプールを禁止する必要はないとされています。
ただし、タオルの共有を避ける、患部を掻き壊さない、ラッシュガードなどを活用する、などの配慮が望ましいとされています。
園や学校によって対応が異なる場合がありますので、ご不明な場合はご相談ください。
看護師からひとこと
水いぼは緊急性の高い病気ではありませんが、増えてしまうと治療に時間がかかることがあります。
また、「痛い治療をしたくない」「できるだけ増やしたくない」と考える保護者さまも多くいらっしゃいます。
当院ではお子さま一人ひとりの症状や年齢に合わせて治療方法をご提案しています。
気になる皮膚症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
お子さまとご家族が安心して治療に取り組めるよう、スタッフ一同サポートいたします。




